着物のメイク方法

「着物には平面的なメイク方法」というのはもはや昔の考え。現代では着物でもナチュラルメイクで目元パッチリ、といったメイク方法が主流である。

基本的には和服には「静」洋服には「動」を取りいれたメイクがよいとされている。つまり、落ち着きや、はんなりといった、着物本来のよさが引き出せる静のメイクが和装時の基本。なので、肌はセミマット、グロスやアイシャドウはほんのりツヤのあるものを選ぶ。

特に肌や首もとは、やや白く仕上げたほうが着物には映える。

肌が地黒の人の場合、そのままの肌色だと着物を着たときにくすんで見えるため、メイクと首もとには必ずピンク系の下地を使用するのが良いだろう。この下地のコントロール効果で肌のくすみが一掃でき、ぐっと華やかな印象になる。

着物のメイク方法のポイントは、パーツメイクよりも肌づくりを気をつけること。くすみをとる明るいベースづくりを心がけよう。

さえたアイメイクであれば、着物メイクとしても充分通用するだろう。