ゴルフ禁止令
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ゴルフはクラブとボールという道具はシンプルだが、実は奥の深いスポーツ。また、知らない人がいないと言えるほどメジャーなスポーツである。ゴルフに対しての思い入れは十人十色なので、実際にプレーをなさり楽しんでいられる方、女子プロゴルフ観戦が1番だと言われる方、否定派などなど。それに加えてゴルフ発祥のルーツにも定説がないというのもあり、とても奥が深いのである。
ゴルフの歴史をさかのぼると、ゴルフ禁止令という命令が２度にわたり出されたことがうかがわれる。このゴルフ禁止令は、１５世紀のスコットランドのジェームス２世が、周辺国との戦争真っ只中、ゴルフに夢中になり大切な任務を果たさないほどになってしまった民衆に注意を与えたものとされる。それほどまでにゴルフ本来の姿は人の心を虜にするスポーツであることの証である。
それ程までに万人にこよなく愛されるべきゴルフだが、現在は違う。会員権が買えない、プレイ代が高い、クラブ購入費などが高すぎるなどなど。まさに、贅沢な上流スポーツというイメージもあるくらい。極めつけは、ゴルフなんて接待の道具、気が重いなどの声もちらほらと聞く。これでは本来のゴルフの姿ではない。
さぁ、ゴルフについての誤解を少し解いてみないだろう？とはいえ、１個人ではできないが。国家を挙げての景気対策、貧富の差の少ない社会の実現で、現在の上流界のスポーツという偏見のない、万人の人が楽しみ、魅了されるゴルフであることを知っていただきたいのである。
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